04/01/2019
酒蔵も保育園も、地域を回すエンジン。「熊澤酒造」

酒蔵も保育園も、地域を回すエンジン。「熊澤酒造」

朝日 &Wより
https://www.asahi.com/and_w/20190329/408226/

茅ヶ崎の内陸部、香川の地にある創業明治5(1872)年の「熊澤酒造」。古い蔵が集まる敷地内に、和食、イタリアン、ベーカリー&ケーキ、ブックカフェ、オープンテラス、雑貨ショップなど、さまざまな商空間が集まり、大勢でもグループでもわいわいと、時間を忘れて楽しめる。
一方で、ひとりで本を読むのもいい。何をしても、自由に放っておいてくれる雰囲気が、湘南のゆったりとした風に似合って、気持ちがなごむ。
毎年春に開く蔵開きのイベント、「酒蔵フェスト」では、近隣の人たちをはじめとする熊澤ファンが集まって、地域の文化祭といった風でにぎわう。
蔵元が地域とともにある姿は、6代目当主の熊澤茂吉さん(50)が、1994年に家業を継いだときから模索してきたものである。昨年の11月からは、そこに「ちがさき・もあな保育園」という、新しいプロジェクトも加わった。
同保育園は、NPO法人「もあなキッズ自然楽校」理事長の関山隆一さんとともに、「森のようちえん」のスタイルで運営する企業主導型保育園だ。森のようちえんとは、デンマーク発祥の保育法で、子どもたちが戸外で過ごすことが1日のベースになっている。 続きを読む

03/11/2019
産学開発の焼酎「宇大浪漫」

産学開発の焼酎「宇大浪漫」

クセない香りの芋も…産学開発の焼酎「宇大浪漫」全国へ(デジタル朝日より引用)

宇都宮大学(宇大)の名を冠した焼酎「宇大浪漫」。これまでは県内の一部での販売に限られていたが、昨年から全国で流通が始まった。製造元の栃木県那珂川町の「白相(しらそう)酒造」は県内で唯一、麦や芋の本格焼酎を造る酒蔵。商品開発に熱心な4代目が意欲的な取り組みをしている。
 「宇大浪漫」は2007年、白相酒造が大学側と連携して開発した。原料は真岡市にある同大農学部の付属農場で作られた麦と芋で、全部で3種類ある。ボトルの色で分かれていて、麦焼酎はシンプルな味わいの「白」と、飲み口の軽さにこだわった「青」の2種類。「赤」は芋焼酎で、クセのない香りが特長だ。学生でも買い求めやすい1300円前後という価格もうれしい。
 誕生のきっかけは、宇大の学長が生産を直談判したことだった。産学官連携でのブランド商品開発に取り組んでいた宇大が、農場で採れた作物を生かした焼酎づくりを考案。4代目の白相淑久社長(68)は、学長自ら足を運ぶ熱意を受けて、さっそく付属農場の二条大麦で試作した。元々は1種類の予定だったが、白相社長が「焼酎を飲み始めたばかりの学生でも楽しめるものも」と配慮して、2種類の麦焼酎を生み出した。
 美しいボトルにつくラベルは、教育学部で美術を学ぶ学生がデザインした。好調な売れ行きを受け、翌年には食用に栽培されていた「ベニアズマ」を使った芋焼酎の赤も誕生した。
 当初は大学構内や関連のある一部の店に限って販売してきたが、昨年、大学が関連商店以外での販売を許可。県内や近隣県での販売も始めていて、この時期は入学や卒業の記念贈答品として人気だという。白相社長は「『宇大浪漫』を通じて、農業に力を入れている宇大のことを全国に広めたい」と話す。

続きはこちら ⇒ https://www.asahi.com/articles/ASM350CNMM34UUHB00J.html?iref=comtop_8_04

12/26/2018
アルマン・アルナルが「野菜とマリアージュする」と選んだ日本酒

アルマン・アルナルが「野菜とマリアージュする」と選んだ日本酒

フランス人シェフが惚れ込む老舗酒蔵の日本酒

TABI LAVO より転載
URL:https://tabi-labo.com/290200/party_sake06

SAKEと前述しましたが、こう書いたとき指すのは日本酒です。欧米ではローマ字で表現したSAKE=日本酒の市場が飛躍的に拡大。なかでもフランスでは、食中酒としても人気が高まっている状況です。
その日本酒の味わいに惚れ込んだフレンチのシェフもたくさん。そのうちのひとりに、アルマン・アルナルというスターシェフがいます。「ラ・サシャニェット」というレストランで9年連続ミシュラン1ツ星を獲得するシェフ。土地の野菜の特長をとらえた料理を提供し、ベジタブルシェフを自称する彼が自身のレストランでもオンリストしているのが、宇都宮の老舗酒蔵がつくる日本酒「惣誉(そうほまれ)」。

アルナルシェフ曰く「野菜とマリアージュする酒」というほど、繊細で食事をより一層贅沢にしてくれるお酒なのですが、ここにあげたのは「惣誉 生酛仕込 純米大吟醸」。
吟醸や純米などは聞いたことがあっても、聞き慣れない“生酛仕込”というワード。これ、江戸時代から続く伝統的な製法で、自然に酵母や菌の繁殖を手間暇かけて育ててつくるお酒のことです。そのズルなく育てる丁寧さにより、しっとりと広がる旨みと、喉を通ったあとの余韻も存在感があり、芯の通った奥行きをもった酒に仕上がっています。
上品で繊細な飲み口なのに、酒としてしっかりとした本質をもつ一杯。和食はもちろん、フレンチのシェフが愛するように野菜からとったソースなどを使う洋の食にもブレることなく寄り添うお酒は、好みの難しい親との食事の席なんかにも最適。
自分が手塩にかけて育てた子どもが、こんなお酒をもって酌み交わしてくれたら、筋が通った大人になったと成長を感じてもらえるかもしれない。そんな期待もしてしまう1本を、帰省などもあるこの時期にオススメする次第です。

「惣誉 生酛仕込 純米大吟醸」
■アルコール度数:16度
■タイプ:日本酒
■原料米:特A地区山田錦
■精米歩合:45%
■参考価格:720ml 3240円〜

12/23/2018
シーバスリーガルの樽で熟成させた日本酒

シーバスリーガルの樽で熟成させた日本酒

距離8888kmがリンクした酒の味わい

TABI LABO より転載
URL:https://tabi-labo.com/290197/party_sake02

ご紹介するお酒は、「リンク 8888」。これ中身は単純に言うと老舗ブランドの日本酒なのですが、ちょっと変わり種。というのも、有名なスコッチウイスキー「シーバスリーガル」の原酒の熟成に12年以上使用したアメリカンオーク樽で、老舗ブランドの日本酒「満寿泉」を熟成させたというもの。
さらに、異なる特徴をもった満寿泉を数種類、寝かせたのちにブレンドしています。あえてそうすることで、シーバスリーガルのDNAである“アート・オブ・ブレンディング(ブレンディングの芸術)”を体現した、特別な味わいに昇華。
満寿泉が生むフレッシュで蜂蜜のような甘さと、スコッチウイスキーらしい微かな香りにコーティングされたミルキーでクリーミーな風味が調和。軽すぎず、重たすぎずという絶妙なバランスの味わいを愉しめます。

1801年に歴史の起源をもつスコットランドのウイスキーと1893年に創業した富山の酒蔵の日本酒。その距離8888kmと、遠く離れた2つのブランド。カテゴリーや国、文化の壁を超えて、互いを理解、尊重することで生まれたのがこの1本。どちらも酒造りに尽力するクラフトマンシップが、ここにリンクされたわけです。「リンク 8888」という名をつけたのも「なるほど〜」と思わされます。
上司と部下、親と子。それぞれ立場は違えど、仕事であったり、人として幸せであろうとすることに努力はしているはず。普段、距離を感じるような間柄であっても、互いのこの一年の頑張りを讃えて、このお酒を酌み交わしてみましょう。ウイスキーの風合いとブレンドした日本酒の味は、経験ある年長者にも喜ばれ感心されるセレクトになるはず。
自然とお酒を飲むふたりをリンクしてくれる、そんな期待もできるお酒になりますよ

「満寿泉」
■アルコール度数:16度
■タイプ:日本酒
■販売:株式会社桝田酒造店
■参考価格:720ml 7,020円(税込)※限定50本

11/20/2018
鹿児島・焼酎イベントでも酒の肴は魚介

鹿児島・焼酎イベントでも酒の肴は魚介

「クリトモのさかな道」より
https://www.asahi.com/and_w/articles/SDI2018111443391.html?iref=andw_pc_top_lar_photo2

家族で鹿児島旅行に行ってきました。私の仕事が2件入っていたので先に娘と鹿児島入りして、後半は仕事終わりの夫が合流した感じです。

11月1日から3日間、鹿児島の天文館という大きな商店街で「焼酎ストリート」という本格焼酎のイベントが行われ、そちらにゲストでお招きいただきました。500円で5杯も飲めるというすごいイベントです。東京ではお目にかかれない焼酎がずらり。そして鹿児島ならではのおつまみも販売しています。今回はその中でおいしかったものをご紹介。 続きを読む