TABI LABO より転載
そばを食べながら日本酒をいただくというのは、江戸っ子に愛された由緒正しいスタイルのひとつ。でもじつは、そばって地域によって味も食べ方も全然違うんです。
山形県の新庄市からは、新庄盆地特有の寒暖差が育んだ「最上早生(もがみわせ)」のそば。福井県からは、特上そば粉のみを使用した十割そばを大根おろしがたっぷり入った出汁で食べる「越前そば」。日本アルプス源流の大井川地下水で作った自家製そばと、富士山の麓で育った御殿地鶏を使用したコラーゲンたっぷりの鶏出汁、天然のミネラルを多く含む平釜塩で味わう「静岡塩そば」。
そんな、いまだかつて味わったことのない新鮮なそばに出会えるチャンスがありそうです。(2017.9)